8. 他者からの誉め言葉をうけとめる

前回の英語学習の心得シリーズでは「自分をほめる」と題して、(クリックしていただくと前回の記事をご覧になれます♪)アカデミックな部分だけではなく、「日常の中でなんとか英語学習をする時間を捻出した」という行為について自分を最大限にほめていくことの大切さをお伝えしておりました。
   
今日は、前回お話しした大学院での模擬授業でのお話しの続きからはじめたいと思います。

模擬授業では、「良い点」「悪い点」の両方をフィードバックであげていかなければいけなかったわけですが、私の模擬授業の後に、クラスメイトは私に、声の大きさが前回より良い、アイコンタクトが良い、生徒の答えを辛抱強く待っている、など色々と言ってくれていたのを今でも思いだします。

しかし、私は、最初とても戸惑ったのを覚えております。生徒の皆さんでも、もしかして英語のレッスンを受講していて、講師にほめられて、もちろん嬉しいと思うけれど、なんだか恥ずかしいような気がして、なんだか居心地が悪い感じがする、と思う方がいらっしゃるかもしれません。

私の場合、クラッシクバレエをしていて、ダメ出しをされるのが日常でしたし、学校でも成績など、何かに特別秀でてるわけではなかったので、ほめられて育った記憶があまりありませんでした。なので、まずは間違いなく、この私の育った環境が原因だと思います。

ただ、それ以外にも留学中に考えていたのが、日本の文化が影響しているのかな、ということです。

日本では、何かについてほめられたら
「いえいえ、そんなことはありません」もしくは
「ありがとうございます、でもそんなことないんですよ、、、」と答えることが一般的かと思います。

日本ではこの、謙虚さを表す言葉を付け加えることが、礼儀で美徳とされている感じがします。こんなに出来るのに、ひかえめで謙虚な人、という印象を与えるのではないでしょうか。
「ありがとうございます」のあとに「いえいえ、そんなことはありません」と一言加えないと、人によっては傲慢な人、自信家、とマイナスな印象を与えてしまう気がします。

でも、英語で会話をしていて、たとえばネイティブスピーカーの講師にほめられて、日本語の感覚のまま、「いえいえいえ、そんなことはない」なんて英語で返してしまうと、日本文化をよく知らないネイティブスピーカーの方は「え?なんで?」と戸惑ってしまうと思います。
 
たぶん、日本文化に詳しいネイティブスピーカーをのぞいて、ほめことばを日本人が否定しているような印象をうけるのではないかな、と思います。

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中級以上の方は、大丈夫だと思いますが、大人の初級の方は特に「いえいえ」と言いながら、体での表現も日本語を話す時のように、手を横にふったり、ちょっと目線をはずして下にしたりしてしまう方もたまにみかけます。(日本での英会話学校や、カナダにいる日本人の方達など)

でも、日本と違って、特に北米では

誉め言葉を最大限にうけとめることが礼儀である。



と個人的に思います。単純に考えて、もし自分が相手のここが良いと思ってほめた場合、それを相手が肯定してくれると、ほめた自分も嬉しくなりますよね。
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スポーツ、芸事などの場合はのぞいて、日常の会話でほめられたら、こころよく、ありがとうと言い、そこに至るまでの自分の努力などを相手に伝えても、傲慢であるとは受けとられません。(もちろん度合いにもよりますが)

ネイティブスピーカーでも、「そんなことないと思う」とか「自分よりももっと上がいるけど」と謙虚な方もいらっしゃいますが、たいていの場合それは、おまけのような感じで、そのあと自分自身の成果を肯定する言葉をつけくわえる場合がほとんどのはずです。

どうしても、自分はそこまで言えない!なんか恥ずかしい!という方は以前の記事 英語でジョークが言いたい!(クリックしていただくと記事がご覧になれます)で書いたように、そのままでいることが、ユニークであるという印象をあたえる場合もありますので、無理なさらなくても大丈夫だと思いますが、個人的には

日本人であること、日本文化の中で育ったことは個性の1つですが、それがコミュニケーションをする際に心理ブロックになってしまう場合は、変容させていった方が良い場合もある



と思っています。

誉め言葉が苦手な方は、ほめられたらにっこり笑って、心から受け入れてみましょう♪そのあとに自分がした努力などを相手に具体的に伝えると、会話が楽しく続いていくと思います♪

まただらだら長くなってしまいまいましたが読んでいただいてありがとうございました♪
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